みどりトータルヘルス研究所
  
こども行動療育教室
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 行動的支援勉強ノート
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 はじめに

 こどもの弱い点を理解する

 日々の関わり方の
 視点を変える


 行動の結果を頻繁に
 明確に示す


 単純な課題で注意を
 持続する


 動きのある課題で注意を
 持続する


 プリント課題で注意を
 持続する


 短期記憶を伸ばす

 思考力を伸ばす

 衝動的な発話を抑える

 動きを抑制する力を伸ばす

 テンションを上げすぎない力

 枠を決めてきっちり対応する

  怒りを制御する力を
  評価するポイント


 成長を見逃さない

 出来て当たり前と考えない

 障害特性を正しく理解する

 薬の利用について


<参考図書,おすすめ図書>


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 カウンセリングルーム

       


 多動や衝動性をコントロールする力を養う

 短期記憶を伸ばす


  物事を短い時間記憶しておくための1つの流れは,覚えてる対象(刺激)に注意を向け,頭の中で注意を向け続けたり,反復したりすることです。多くの人は自然と行っていることですが,衝動性が強いと対象に注意を向けたり,覚えたことに注意を向け続けることが難しいこどもがいます。他の事に注意が逸れたりするとすぐに忘れてしまいます。そうすると,何か作業や勉強を行うことが難しかったり,ルールのある遊びや人とのやりとりも難しいことがあります。物をすぐなくしたり,場所が分からなくなってしまうこともあるでしょう。

  そのため,短期記憶やワーキングメモリーと言われる物事を短い時間記憶する力を伸ばす必要があります。前頁までに物事に注意を向ける力について解説したので,注意を向けた物事を頭の中に留めておく力について解説します。

  注意を向けたり持続する力を養うことと同様に,記憶しておかないと正答できない課題をスモールステップで行います。

  取り組みやすい課題としては,絵カードの弁別学習を用いて,複数枚机上に絵カードを提示し,「○○ください」と指示を出して選択させます。これは,指示を出されたものに注意を向け,覚えておかないと正答することはできません。徐々に難易度を上げ,「りんごと飛行機とブランコください」などと2-3枚指示を出したり,「○○ください」と言ってから10秒間こどもの手を止め,10秒後に選択させるなどします。そのように記憶しないといけない量を増やし,時間を長くしていきます。「○○ください」と言ってからこどもに「いち,に,さん・・・じゅう」と10まで数えさせてから選択させたり,離れた場所の絵カードを選択して取ってきたり,指示を出されてから選択するまでに別の課題や活動を挿入することも良い練習になります(別のことをしている間も覚え続けておかないといけない)。

  聴覚的な刺激を用いる場合は,単語を言って摸倣させるような課題を行います。絵カードの弁別課題と同様にして難易度を高めていきます。単語量を増やしたり,短文にしたり,10秒後に答えさせたり,離れた場所の人に言いに行く,など。

  楽しめる活動や遊びとしては,神経衰弱や伝言ゲームなどを難易度を下げてスモールステップで行います。しっかり褒めてあげて楽しみながら短期記憶を伸ばしていくことができます。



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