みどりトータルヘルス研究所
  
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はじめに 行動療育とは 講師派遣 スーパーバイズ 関連機関の
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 行動的支援勉強ノート
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 勉強ノート2 はじめに

 行動は変わるということ

 
障害特性と教育について

 叱責することのデメリット

 
教育的支援の基本

 行動の見方と教育的支援

 注意力・集中力の問題

 習い事について

 物理的な環境調整や
 スケジュールについて


 刺激や活動を制限すること
 について


 何が誰にとって問題行動
 なのか?


 集団適応を阻害しやすい
 問題行動


 相手によって行動が変わる
 ことは悪いこと?


 進学,学校選びについて

 専門家の「少し様子を見ま
 しょう」というコメント


 専門家の「愛情不足」という
 コメント


 恐怖感や過敏な反応への対応

 自己刺激行動や過敏な
 反応について:疲れやスト
 レスとの関係


 切り替えの弱さへの支援

 渋々でも納得する力

 思いやりや人に親切にする
 行動について


 子育ての正解,不正解

 障害の受容について

 行動理論を理解してもらう

 行動的支援勉強ノートとABA
 にもとづいた支援について



<参考図書,おすすめ図書>


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 行動的支援勉強ノート2 

 専門家の『少し様子を見ましょう』というコメントについて


  1歳半健診や3歳児健診で気になる指摘をされたり、園の先生に勧められて専門家に相談をする場合があります。そこでは発達検査や遊び場面の観察を通して、発達の遅れを指摘されたりすることがあります。

  その時、気になる事があるけれども明確な発達の遅れや障害の有無が判断できない場合、「少し様子を見ましょう」と言われることがあります。

  私も初回の面談でこどもの様子を観察したり、保護者から聞き取りを行ったりしても、様々な点で判断が難しいことがあります。『関わり方に違和感を感じたり、常同行動が少し見られたりして、少し問題がありそうだけど、発達の過程を大きく逸脱しているわけではないし…』、と特別な支援が必要かどうかの判断に迷うことがあります。

  可能性として、発達の問題がないかもしれないし、問題があるかもしれない、といった場合、『少し様子を見ましょう』とコメントされることがあります。しかし、仮に発達の問題があったとしたら、様子を見て何もしなかった期間は無駄になってしまい、問題を先延ばしにするだけで、後々の後悔につながる可能性があります。

  私はその場合、「できることから始めましょう」と言うようにしています。より経験を積んだ臨床家であれば正確な判断が可能だと思いますが、私の今の段階で判断が難しい場合は、「こういう点は気になるが、特に問題では無い可能性があります」、「しかし、問題がある可能性もあるため、今からできることを始めた方が良いと思います」とコメントし、ご家族に判断してもらいます。

  言葉やコミュニケーション、遊びの指導やご家庭でのかかわり方などに関する支援を行い、結局気になる点がすぐに改善され、特に問題なく成長していけたとすれば、『当時は心配し過ぎていたな』と後々思い出話としたら良いので、無駄にはならないのではないでしょうか。

  発達相談を受ける専門家は極力「少し様子を見ましょう」と言うべきではないと考えます。問題がないのであれば「問題はない」というべきだし,様々な可能性を考え、今できることを提案する必要があると思います。様子を見るように言うならば、いつまで様子を見るのか、どのような点に注目して様子を見るのか、どうなったら問題がないと考え、どうなったら専門的な支援が必要と考えるのかを具体的にアドバイスするべきです。ただ「様子を見ましょう」というだけであれば、「私には何もわかりません」と言うことと、あまり変わらないです。

  保護者の方は専門家に「少し様子を見ましょう」と言われたら、今何かできることは無いか、いつまで様子を見たら良いのか、どこに注目して様子を見れば良いのかを具体的に聞き、アドバイスをもらって下さい。



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