みどりトータルヘルス研究所
  
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はじめに 行動療育とは 講師派遣 スーパーバイズ 関連機関の
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 行動的支援勉強ノート
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 勉強ノート2 はじめに

 行動は変わるということ

 
障害特性と教育について

 叱責することのデメリット

 
教育的支援の基本

 行動の見方と教育的支援

 注意力・集中力の問題

 習い事について

 物理的な環境調整や
 スケジュールについて


 刺激や活動を制限すること
 について


 何が誰にとって問題行動
 なのか?


 集団適応を阻害しやすい
 問題行動


 相手によって行動が変わる
 ことは悪いこと?


 進学,学校選びについて

 専門家の「少し様子を見ま
 しょう」というコメント


 専門家の「愛情不足」という
 コメント


 恐怖感や過敏な反応への対応

 自己刺激行動や過敏な
 反応について:疲れやスト
 レスとの関係


 切り替えの弱さへの支援

 渋々でも納得する力

 思いやりや人に親切にする
 行動について


 子育ての正解,不正解

 障害の受容について

 行動理論を理解してもらう

 行動的支援勉強ノートとABA
 にもとづいた支援について



<参考図書,おすすめ図書>


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 カウンセリングルーム

       

 行動的支援勉強ノート2 

 
障害の受容について


  障害の受容には様々な考えがあると思います。障害観などはそれぞれ異なりますが、障害の受容について少し考えて行きます。

  私はこどもに障害があったとしてもできる限りの教育的な支援を行い,成長できたこどもを受け入れる,ということが障害の受容と考えています。障害があるからと言って成長できない訳ではないので教育をあきらめる必要はなく、こどもががんばらなくても良いということはありません。これは障害がないこどもでも同様だと思います。障害がなくてもがんばって勉強をさせたり,色々経験させたりして,成長を促すのではないでしょうか。九九の勉強をこどもが嫌がっても,がんばらせて勉強させると思います。

  障害があったり重かったりすると,ありのままに受け入れましょうという言葉で,教育を放棄してしまっていることがあります。これは障害のあるこどもを過小評価し過ぎでしょう。弱い点を理解し配慮する必要がありますが,適切な教育を行うことにより,できることは増えていきます。知的障害が重いと1つ1つの学習に時間がかかりますが,前向きにこどもの成長に期待して、精一杯成長させてあげれば良いと思います。

  どれだけ教育的な支援ができるかは,各ご家庭によって異なると思います。近くに専門家が多い地域や少ない地域によっても異なるし,どの程度時間をかけられる余裕があるかなどによっても異なります。各ご家庭で,可能な範囲で,できることをしてあげれば良いと思います。

  そして,どこまで成長できるかは教育内容やこどもによって異なります。全てのこどもが通常学級に入ることができるわけでは無いし,全く問題なくコミュニケーションが取れるようになるわけではありません。その時に,『結局問題が残ってしまった』『障害を治療することができなかった』『一人で生きていく力を身に着けられなかった』と考えてしまうと,こどもにとっても保護者にとっても不幸な状況になってしまいます。

  障害がないこどもであっても皆が医学部に入学できるわけでは無いし,運動競技で好成績を残せるわけではありません。こどもを必ず医者にしなければならないと考えていると,こどもが文系の大学を希望して進学したら保護者は子育てを失敗したと感じるかも知れません。

  つまり,障害があっても無くても,『こどもの成長を促し成長したこどもを受け入れる』という点では大きな違いはないと思います。障害のあるこどもであれば,社会に適応するための行動を増やし,できるだけ制約の少ない環境で生活できることを目的に教育的支援をできる範囲で行い,成長したこどもをそのまま受け入れる,ということが障害の受容であると考えています。



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