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 個別療育の進め方

 ふり遊び、見立て遊び、ごっこ遊び 2


  ふり遊びが楽しめるようになってきたら、見立て遊びやごっこ遊びの練習をしていきます。

  見立て遊びでは、絵や物を何かに見立てて「これ○○みたいだねー」といってそれを使う動作などを行います。バナナのおもちゃを電話に見立てたり、積木を電車や階段やエレベーターに見立てたり、割り箸を太鼓のばちに見立てたりして、どんどん遊んでいきます。見立て遊びの指導も最初こどもがピンとこなければ、「わー○○みたい、見て見てー」と言って見本を見せて真似をさせ、楽しく反応してあげます。これらの練習を行っていくと、物を何かに見立てて遊んだり、二重丸を見て「ドーナツみたい」と言ったり、「○○に似てるねー」と言ったりすることが増えてきて、何かを何かに見立てることが楽しくなってきます。

  ごっこ遊びでは、こどもが良く知る場面を用いてごっこ遊び,おままごとの練習をしていきます。病院で注射をする場面、お店でお買い物をする場面、泣いている友達に声をかける場面,お家での食事場面など、色々な場面を作って、その場面での行動や会話を練習していきます。お店で買い物をする場面であれば、店員役とお役さん役に分かれて、「いらっしゃいませー」「○○ください」「200円になります」「はい(お金を渡す)」「ありがとうございます(商品を渡す)、また来てくださいね」「ありがとう」などのやり取りをしながらごっこ遊びを行い、役を入れ替わったりします。まずは基本となるやり取りや会話を練習し、徐々にレパートリーを増やしていくと良いでしょう。

  振り遊びや見立て遊び、ごっこ遊びなどの象徴遊びは、練習をして楽しい雰囲気で経験すると上手くなり楽しめるようになるこどもが多いです。ごっこ遊びができると社会的スキル,コミュニケーションスキル,想像力を伸ばすことにつながるため、こどもが苦手であっても無理の無い範囲でどんどん練習していきましょう。遊びにつなげていくわけなので,できるだけ楽しい雰囲気で経験させてあげて下さい。


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