こどもの強迫性障害(OCD)に対する認知行動療法

個人・家族のカウンセリング・心理検査

相談者

  • 医療機関において強迫性障害の診断を受けた,または同様の症状で悩んでいる児童または青年(成人の方も受け付けています)。

認知行動療法(CBT)によるアプローチ

  • 強迫性障害でお困りの方の多くが,認知行動療法により症状が軽減すると報告されています。
  • 児童や青年の強迫性障害を治療する際,ご家族の協力が必要となる場合があるため,基本的には保護者に同伴していただきます。
  • まずは,治療者との関係作りを行い,こどもとご家族を対象とした心理教育(強迫性障害について,症状を強めている要因について,認知行動療法の治療プログラムについて,日々のこどもとの関わり方や対応の仕方について)を行います。
    本人とご家族の治療への動機づけを高めることも目的としています。
  • 治療プログラムは,エクスポージャーと反応妨害(ERP)が中心となります。
  • セッションは週1回から2回,50分から90分。
    セッション内でエクスポージャーと反応妨害を実践する場合は,90分必要となる場合があります。
  • 次回セッションまでの課題を出しますので,ご家庭や学校で実践していただきます。

推薦図書・資料