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 園や学校での支援 1

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 ルールを決めて,
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 ルール関連のまとめ 1

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 登校渋りの予防と対応 1

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 性格と問題行動 1

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 成人の方への支援 1

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 軽度知的障害やその他の発達障害のあるこどもの支援

 登校渋りの予防と対応 1 ルールを決めて徹底する


  こどもが学校を休みがちになったという相談を受けることがあります。何かと理由を付けたり,ただ行きたくないと言って休んでいることもあります。登校渋りが続くと,学校に行き難くなり,不登校になってしまう可能性があります。不登校や登校渋りには様々な理由が考えられますが,ここでは
明確な理由がない登校渋りについて考えています(注)

  大切なことは,小さいときから『行きたくないから園や学校に行かない』という選択肢をなくすことです。こどもが登校を渋ったときに,「たまには仕方ないか」といった簡単な理由で休ませたりすると,より強く登校を渋ったり、頻度が増えたりする可能性があります。

  保護者も朝の時間は忙しいので,こどもの話を聞いて説得することは難しいことがありますし,その必要もありません。ここでも小さいときから登校や欠席のルールをご家庭で明確にし,ルール通りに対応すると良いです。

  例えば,こどもが「少ししんどい」などと言ったら,熱を測り,”37度以上あれば病院に行く,37度より低ければ学校に行く”というルールにします。もう1つ加えるならば,熱が無くてもこどもが「お腹が痛い」というならば病院に行き,医者が休んだ方が良いと言えば休み,問題がなければ学校に行く,とします。必ず病院に行くということは大切であり、こどもは適当に嘘をついたりごまかしたりできなくなります。

  保護者はその時その時で対応を変えず,ルール通りに対応し,熱がなければ「学校に行きなさい」と言って行かせるだけで良いです。「もう少し何か言ったら休めるかな」と思わせるような中途半端な対応はせず,ルール通りにきっぱり対応します。また,熱があってこどもが休んだときは,布団に寝かせます。やさしく対応してあげる必要はありますが,ゲームをしたりして楽しく過ごさせる必要はありません。

  小さいときからこのようなルールを徹底していると,『行きたくないから園や学校に行かない』という選択肢はなくなり,こどもが登校を渋ることはなくなります。



 (注)基本的にはルールどおりの対応をしますが,こどもが登校を渋る理由を無視してはいけません。例えば,いじめの問題があったり,授業内容が全く分からないといった問題があれば,特別な対応が必要です。元々不安や緊張が高まりやすいこどもであれば,配慮する必要があります。
 こどもを守るために学校と協力して,解決策を考えなければいけません。そのためには,日常的なこどもとのコミュニケーションをとっておく必要があります。
 知的障害や発達障害などがあると、ストレスを感じる場面が他のこどもよりも多い可能性があるため、疲れやストレスが溜まりすぎていないかもしっかり見てあげて下さい。

 また,私は基本的には学校に行くことが大切であるという考え方です。それは学校が,勉強だけではなく,対人スキルや認知スキル,社会のルールなど様々なことを学ぶ最良の場であると考えるからです。そのため「行きたくないなら学校に行く必要はない」と簡単に言う方もいますが,安易に学校を休んだり,その他の選択肢を提案することは最終手段だと考えています。

 まず保護者を中心として教職員や関係者が全力で問題解決にあたり,こどもが気持ちよく学校に通うことができる様に精一杯取り組み,それでも問題が解決できない場合は,その他の選択肢を考えていくことになります。



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